今回はものすごく長文です。
かなり長いです。
お陰さまでサーハビーも9/28(火)で1周年を迎えした。
数日先立ちまして日頃の感謝を込めまして
9/25(土)に1周年パーティーを行いまして
今日はそのレポートをお届けします。
これまでサーハビーでは様々な
ライブや個展を行ってきまして
出演してほしい方はたっっっくさんいるのですが
1周年のパーティーには「初めて」にちなんだ方々に声をかけまして
ライブ、DJ、アートで参加していただきました。
あともう一つ
これはお店を開業する前から考えていたんですが
お店のオリジナル缶バッジを作って
皆さんにプレゼントさせていただきました。
さらにこれまでサーハビーで開催した
イベントのフライヤー画像の数々を
店内のモニターにスライドショー再生させたり
1年以上書き綴ったこのブログに掲載した画像を
デジタルフォトフレームに再生させたりしました。
ちなみにイベントフライヤーの画像は
全部で50枚くらいありまして
フライヤーが無かったイベントも含めますと
おそらく60くらいのイベントを行った計算になります。
1年が52週間なので、まぁ期間のバラつきはありますが
週1ペースでイベントを行っていたことになります。
ちょっと自分でもびっくりでした。
というわけで9/25(土)15:00
なんとかセッティングもギリギリで完了して
いよいよ1周年パーティーのスタートです!!!!
今回のタイムテーブルは
バンドとバンドの間には
たっぷりフリータイムを設けての
長時間のイベントにしました。
予定では9時間くらいのイベントです。
ライブ演奏やDJプレイを聴きつつ
だらだらのんびりおしゃべりしたり
都合のいい時間帯だけフラっと立ち寄ったりと
そんな自由な感じのイベントにしたかったもので。
オープンするまでは
ほんとに皆さん遊びに来てくれるかな
とちょっと心配もしていましたが
そんな心配もよそに
オープンからたくさんの方々が遊びに来てくれました。
16:00からはオープニングアクトとして
僭越ながら1曲演奏させていただきました。
メンバーは
ギターがスタッフのコウキくん(イベント隊長)
ベースが高校の同級生のあっちくん(宣伝・営業部長)
パーカッションが常連さんのダンくん(ファンクラブ会長)←今任命
ギターボーカルが僕で
ブッカーTの「Jamaica Song」を演奏しました。
マイクを前にしてのギターボーカルなんて
大学生ぶりでちょっと緊張しましたが
皆さんからあたたかい拍手をいただきました。
ちなみにこの日はユッピくん(店長:2才)も
早くから出勤してまして
最初はこの人たちは誰だぁ~~みたいな顔をしていましたが
すぐにお客さんに遊んでもらって
終始ご機嫌のユッピ店長でした。
ふだんはなかなか出勤しないレア店長なので
たくさんの方々に会えて
良かったと思っています。
そして17:15からはいよいよライブがスタート!
1組目は佐藤 翠れんさん(Vo)と
長沼 タツルさん(g)のデュオです。
このお2人はサーハビーで初めてライブを行ってくれたお2人で
これまで何度もサーハビーで演奏してくださいいました。
翠れんさんは詩も綴っている方で
以前サーハビーで詩の個展と
ポエトリーリーディングのライブも行ってくださいました。
翠れんさんの詩はなんともやさしくて
言葉の選び方がとても繊細で
忘れていたこころの片隅を
キュっとにぎられるようなステキな詩を綴ります。
タツルさんは札幌で活躍中のジャズギタリストで
イギリスの音楽学校を超首席で卒業した
天才ギタリストです。
時折お1人でもお店に遊びに来てくださって
ギターでセッションをしてくれたりします。
タツルさんとセッションをすると
気持ち良~~~~く導いてくれて
限りなくレパートリーの少ない僕でも
なんかギターがうまくなった気分になります。
そんなお2人の演奏が始まると
フワ~~っと広がっていくタツルさんのギターの音と
会場全体をやさしくゆるやかに包み込む翠れんさんの歌声に
お客さまもみな自然と引き込まれるように聴き入っていました。
お2人のレパートリーはジャズのスタンダードや
バラードなどが中心なんですが
日本語の曲で「蘇州夜曲」という曲がありまして
僕も大好きな曲なんですが
この「蘇州夜曲」を最後に歌って締めくくってくれました。
そして18:30からは
スタッフのコウキくんのバンドKICK JAMの演奏です。
KICK JAMは結成してまだ1年も経たないバンドなんですが
メンバー全員がまだ10代で若いんですが
テクニックはもうプロ並みで
若いくせにバキバキのファンクロックバンドです。
ギターがコウキくんとマコちゃん
ベースがあっくん、ドラムがタカシくん
ボーカルがダイくんの5人編成で
よくお店にも遊びに来てくれる
カワイイ奴らです。
メンバーは5人なんですが
ベースのあっくんとボーカルの大くんが
どうしてもこの時間には間に合わず
ドラムのタカシくんと
ギターのコウキ&マコちゃんの3人での
スーパージャムセッションを披露してくれました。
この日のお客さんは
KICK JAMを初めて見るかたが多かったんですが
みんなそのスーパープレイに度肝を抜かれたようでした。
ほんと10代とは思えないテクニックで
ものすごいカッコイイんです。
ちなみにこの日は
隣の外人バーのピッツバーからドラムセットをお借りして
KICK JAMのベースのあっくんからは
ミキサーとスピーカーとベースアンプを借りての
かなりフルセットなセッティングでのライブでした。
見事に3人でお客さんを魅了させたKICK JAMですが
この後、5人のKICK JAMを見たお客さんが
さらに衝撃を受けることになるのは
もうあと数時間後の事です。
19:00からはライブ終わりでのフリータイムでしたが
ここで急遽緊急企画!!
オープニングアクトでパーカッションを叩いてくれた
常連さんのダンくん(ファンクラブ会長)なんですが
ラクダの絵を描いてプレゼントしてくれたり
ファミコンソフトを貸してくれたり
南区の万代に何時間もかけて自転車で行ったりする
なかなか多才な男の子です。
ちなみにダンくんが描いたラクダの絵は
お店の壁にかかっている2本のギターの間に
飾ってあります。
あと万代というのは
まんだらけとブックオフとビレッジバンガードとゲームセンターを
全部足して24時間営業にしたものすごい楽しいお店です。
そんなダンくん
実はダンサーなんです。
狸小路で夜な夜な踊っていたり
イベントで踊ったりしています。
それで急遽
DAN DANCE NIGHTを開催!!!
スタッフのケイコちゃん(料理長:19才)も
最近ダンくんにダンスを教わったそうで
2人でダンスを披露してくれた後に
ソロでもたっぷり踊ってくれました。
ダンくんのダンスを見てユッピくん(店長:2才)も
見よう見まねで踊っていました。
のんちさん(奥さん:☆才)も
ユッピくんのめんどうをみながら
ビデオを回したり写真を撮ったり
がんばってくれました。
19:45からはいよいよDJタイムのスタートです。
1人目のDJはタカイさん。
タカイさんはサーハビーで初めて
一般参加のDJイベントを行ってくれた方です。
シングルのドーナツ盤レコードのみで曲をつなぎ
ドーナツを食べようという
ドーナツイベントを行ってくれました。
名曲ぞろいで選曲すると聞いていたので
1曲目は何がくるかと期待していたところ
なんとRolling Stonesの「Start Me Up」!!
実はこの曲、去年のサーハビーがオープンしたときに
お店の1曲目にかけた曲でして
そんなミラクルな偶然にびっくりでした。
その後もバリバリのロックの名曲をかけまくりで
熱いプレイで盛り上げてくれました!
いや~~~怒涛のセットリストでした。
厨房にデンとはりついてくれていた
スタッフのキミくん(イケメンリーダー)も
仕事の隙をつきながら
自慢のカメラで写真をたくさん撮ってくれていました。
その後フリータイムの予定でしたが
先ほど3人でのスーパーセッションを聴かせてくれた
KICK JAMのメンバーがここで勢揃いしまして
ベースとボーカルが加わった
5人フルメンバーでのKICK JAMのライブがスタート!!
バッキバキのファンクロックで
抜群のグルーヴのタカシくんのドラムとあっくんのベースに
コウキくん&マコちゃんの2人のギターが絡み合い
ボーカルの大くんがお客さんを盛り上げていきます。
いやーーーーーマジかっこいい!!
演奏も曲もかっこいいし
なにせ5人が激しくプレイしながらも
時折見せる笑顔がなんとも楽しそうで
まだ結成5ヶ月足らずのKICK JAMですが
5人の歯車がしっかりと噛み合っていました。
いいバンドです。
バッッッッキバキでノリノリで超絶プレイのライブに
お客さんも驚愕!!!
いろんな人からスゴイ、カッコイイとのお声をいただきました。
KICK JAMは勢力的にライブを続けているので
ぜひみなさんライブでKICK JAMを体感してみてください。
若いファンの子たちも多いのですが
僕みたいなおじさん世代も
ニヤリとしてしまうカッコ良さです。
mixiのコミュニティーもありますので
ぜひコミュにも参加してあげてください。
[携帯]http://m.mixi.jp/view_community.pl?id=5051529
サーハビーでは毎月いろいろな作家さんの
個展を開催しているのですが
1周年月間の9月は陶芸作家の河村 舞さんの個展
「s o r a」を開催していました。
河村 舞さんはサーハビーで初めて個展を行ってくれた作家さんで
サーハビーでは今回が2度目の個展となります。
「s o r a」というと青空や雲を連想すると思いますが
今回の個展は「トリ」をモチーフにした陶芸作品が並び
店内の壁にはトリの形の壁掛けがいちめんに飾られ
トリの形のワンポイントが入った
カップやお皿が展示されました。
約1ヶ月の「s o r a」展の期間中
舞さんのご厚意で、店内のテーブルに
トリの形のメモとペンを設置しまして
お客さまからサーハビー1周年のお祝いメッセージを
書いてもらいましょうという
お客さま参加型の企画を盛り込んでくださいました。
このたくさん集まったトリの形のメッセージを
店内の壁のいたるところに舞さん自らペタペタと貼っていき
舞さんのトリの作品たちとあわせて
見事にサーハビーがたくさんのトリの羽ばたく
「s o r a」になりました。
皆さんから寄せられた1周年のお祝いが書かれたトリのメッセージを
僕もひとつひとつ読ませていただいたんですが
ありがたくてちょっと泣きそうになってしまいました(←内緒)
そんな河村 舞さんの作品も1周年のパーティーに
ステキな華を添えてくれました。
そんなパーティーも夜になるにつれて
盛り上がりも増してきました。
21:30からはヨシトモさんのDJタイムです。
ヨシトモさんは今年の1月に
サーハビーで初めて貸切でのDJパーティーをしてくれた方で
1月で新年会も兼ねてのパーティーでしたので
キネとウスを持ち込んで
サーハビーで餅つきをしたツワモノです。
実はヨシトモさん、先ほどご紹介しました
河村 舞さんのダンナさまなんです。
お2人にはいつもお世話になりっぱなしです。
そんなヨシトモさんのDJプレイは
バリバリテクノでアゲアゲに盛り上げていきます!!
お酒を飲みながら体を揺するひと
ノリノリで気持ち良さそうに踊るひと
1人PLAY用のテトリスを4人でプレイして盛り上がるひとなど
クラブさながらの自由空間で楽しませてくれました。
夕方の15:00から始まったイベントもいよいよ大トリ
サジカゲンのタクマモトオさんの登場です。
モトオさんは札幌でも有名なバンド
サジカゲンのギタリストの方なんですが
お店をオープンして間もない頃に
ふらりとサーハビーに来てくださって
「ここでライブをやってみたいんですが・・・」と
初めてライブ企画を持ちかけてくれた方なんです。
お店を始める前から
いつかライブもやってみたいなと思っていたので
すごく嬉しかったのを覚えています。
モトオさんはその後何度もサーハビーのライブに出演してくれました。
独特のフワリとして厚ぼったい空気感を持つギターの音色と
耳に心地よくスーっと入ってくる歌声と
ついつい頭にこびりつく言葉とメロディーで
いつもモトオさんワールドでサーハビーを包み込んでくれます。
モトオさんのオリジナルで
「サーハビー」という曲があるんです。
以前作った曲で、まだ曲名が無かった頃に
お店の名前を冠してくれました。
サーハビーで「サーハビー」を聴く贅沢を
いつも楽しませてもらっています。
いつもはオリジナル曲のセットリストですが
今夜はカバーを数曲演奏してくださいまして
その中の1曲「People Get Ready」の曲のラストで
「Thank You サーハビー♪」と歌ってくれたときは
ちょっとゾワゾワと鳥肌が立ち
ジーンときました。
そんな盛りだくさんでお届けしてきたパーティーも
いよいよ終焉を迎えるときになりました。
最後の最後に来てくださった皆さんに
感謝をたっぷりこめてご挨拶をさせていただき
24:00くらいでしょうか
サーハビー1周年パーティー終了となりました…。
その後誰からともなく残った人たちで
ゆる~いジャムセッションが始まりました。
パーティーのざわめきの余韻が残る店内で
スローなジャムセッションは
夜な夜な続いていくのです・・・。
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この日はほんとにたくさんの方々が遊びに来てくださいました。
最初はあんまり人が来ないんじゃないかと心配もしていましたが
予想に反してたくさんの方に来ていただいて
ほんとに嬉しくてありがたくて
感謝の気持ちでいっぱいです。
出演してくれた方々も
遊びに来てくれた方々も
楽しそうにニコニコしているのを見て
あ~良かったなと僕もニコニコしていました。
さらにこの日は札幌でカフェを経営されている
同士や先輩の方々が何人も遊びに来てくださいました。
同じカフェの経営者として日頃から勉強させていただいている
とてもお世話になっている方たちです。
開店前や閉店後にわざわざ足を運んでいただいて
とても嬉しかったです。
すごく恐縮なんですが
お花やお祝いを置ききれないくらい
たくさんいただきました。
もうありがたくて嬉しくて
感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためて皆さんとの繋がりに感謝するとともに
1年間いろんな出会いを導いてくれたサーハビーが
ますます好きになった1日でした。
出演してくださった皆さん
遊びに来てくれた皆さん
メッセージをくださった皆さん
応援してくれている皆さん
楽しい1日をありがとうございました!!!
※次号「1年を振り返る」の巻
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