いま、誰もいないサーハビーの店内で
1人この文章を書いています。
長かったようで早かったような
2009年9月28日(月)大安
CAFE サーハビーがオープンしてから
今日で1年が経ちました。
ホントにこの1年でいろんなことがありました。
僕とのんちとゆっぴの3人で
手探りで少しづつお店を続けていきました。
オープン当初はぜんぜんお客さまも来なく
毎日のんちと2人でチラシをまき
お客さまが1人来ては
ドギマギしながらフライパンを振っていました。
今まであまり言いませんでしたが
1日の売り上げが500円なんて日もありました。
最初の頃はそれでも2人の夢だったお店にいる事だけで
嬉しくて嬉しくて舞い上がっていました。
でもだんだんとお客さまが来ない現実が
まざまざと浮き彫りになってきて
このままでは数カ月でつぶれるな
と思った頃もありました。
自分は今、お店のために何ができるのか
自分の武器は何なのか
どうすればたくさんの人に愛されるお店になるか
課題は永遠に山積みだけど
まず手始めに何から解決していくか
常に常にそんなことを考えています。
いつからかは分かりませんが
少しづつお客さまが来てくれるようになって
少しづつ席が埋まるようになっていって
少しづつブログやミクシーの書き込みが増えていって
だんだんといろんな人が遊びに来てくれるようになりました。
人との出会いが、また別の人との出会いと繋がっていく。
気が付くと、あの人と、この人も
いつの間にか繋がっていく。
人と人との繋がりがどんどん広がっていく。
そんなステキな出会いの連鎖が
サーハビーというたかが24席のさほど大きくもないお店で
広がっていく。
「サーハビーに来ると新しい友達ができるんです」
とよく言われます。
それは僕にとってもそうなんです。
初めて来てくれた方と何時間も話し込んだり
一緒になってギターを弾いたり
何度かお店に来てくれるうちに
少しづつ話をするようになったり
ある日突然ものすごく仲良くなったり
一緒に個展をやったり、イベントやライブをやったり
時には恋の話をしたり
人生の話をしたり
久しぶりでも久しぶりな感じがしなかったり
1年ぶりに再会したり。
去年の春に家族3人で札幌に引っ越してきた時は
知り合いは不動産屋さんだけ…
なんてところから始まって
いまではほんとにたくさんの人と
サーハビーで一緒に過ごすようになりました。
サーハビーは僕ら家族3人にとっても
ステキな出会いの場所だったんです。
たくさんの人と出会い
たくさんの人に支えられて
なんとか今日までサーハビーを続けられてきました。
今までサーハビーに足を運んでくださった
すべてのお客さまに感謝しています。
皆さまのお陰で
サーハビーはようやく1才になれました。
でもまだまだやっと1才になったばかりです。
ユッピより年下の赤ちゃん店です。
アカチャン本舗です。
まだまだ未熟な点や改善点は
山のようにあります。
サーハビーは永遠に完成しないお店だと思っています。
常に常に半年先を考えながら
今日1日何をすべきか
何が最優先か
サーハビーがサーハビーであるために
サーハビーがみんなのサーハビーであるために
これからも全力で駆け抜けていこうと思っています。
のんちはお店に立ちながらも
家事も育児もこなしてくれています。
つらいこともあったけど
普段あまり口にはしませんが
ほんとにいつもありがとう。
ユッピはまだ2才児だけど
ユッピがいるから僕は全力でがんばれています。
まだユッピには意味はわからないと思うけど
いつも幸せをありがとう。
スタッフのコウキくん、ケイコちゃん、キミくん。
いつも助けてもらってありがとう。
一緒に厨房に立つと、やっぱり1人のときより楽しいです。
のんちやユッピやスタッフの3人がいてくれるからこそ
僕はお客さまのために
全力でサーハビーに打ち込むことができるんです。
この1年間、つらいことも楽しいこともありましたが
その全部がホントに楽しかったです。
何よりも、サーハビーに来てくれたお客さまがいたからこそ
サーハビーは1才のサーハビーになれたと思っていますし
皆さんが遊びに来てくれたからこそ
僕もいつも楽しく面白く夢中になれました。
サーハビーに来てくださった全てのお客さまと
いつもサーハビーを応援してくれている全ての方々に
心より深く深く感謝しています。
ほんとにありがとうございます。
まだまだ未熟なサーハビー
まだまだこれからだと思っています。
どうぞ皆さま、これからも
CAFE サーハビーを末永くよろしくお願い申し上げます。
1年を振り返って
溢れる想いを書き綴ってみました。
普段あまり書かない内容ですが
1周年の今日だったら書いてもイイかなと。
ありがとうございました!!!!!!!!!!!!
さらなる飛躍に向けて
立ち止まることなく。
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